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the time is mine
20091207
公園の一角で
秋を感じる間もなく、
季節は冬に突入しようとしている。
今年も残すところあと一月。
入社から9ヶ月、相変わらずグダグダ。
木々の紅葉は既にピークを迎え
師走の風に、その葉を散らす。
なのに自分は、まだ覚悟できずにずるずると。
くだらねぇ仕事を、くだらねぇプライドで
せっせと捌く自分の姿が
公園に散った枯葉のようで、滑稽だなぁ。
けれどそれが堆肥になるならば、
やる意味は十分にあるのかも。
知らねぇけど。
20091122
手招き
金曜日。
同期とがやがやしながら退社して
そのまま近くの居酒屋へ、そして乾杯。
冷えたビールが喉をすべり、
一週間分の熱を冷ましてくれる。
そこにいた誰もが仕事の話をして、
ただ1人、自分だけがビールに付いた
氷の柔らかさに気をとられていた。
話は弾み、心は躍る。
結婚とか、子供ができたとか云々。
もう、そんな年齢なのかぁ、俺らは。
オヤジは俺と同じ年齢のころ、
どんなオヤジだったのだろうか。
そんなことを帰り道、ぼんやりと考える。
あぁ。
きっと同じことを考えていたんだろなぁ。
きっと。
20091108
fire fire
俺の人生
いうなればチンピラか。
人生は、儚いものか。
愛し愛されることが全てか。
体をめぐる温かさは誰のものか。
さぁ。
従うのか、立ち向かうのか。
選択が迫られる。
20091017
正気と狂気のあいだ
見ているものは壮大に広がる黄金色の大地であり
聞いているのは大地をすべる風の優しさである。
そびえ立つ1本の樹木が、いま風に揺れ、
太陽はすでに傾き、まどろみの中にある。
朝、誰かの忙しさをぼんやりと眺め、そこに狂気を見る。
唯一自分が正気でいられる貴重な時間、
それは小説片手に物思いにふけながら電車を待つとき。
正気と狂気を隔てるものは、
たった一本の細い線のようなもの。
20091011
そばにいるだけで
週末の嗜み、映画。
今日レンタルしたものは「 Marley & Me
」
ある若夫婦に寄り添い、共に人生を歩む犬の話。
本当にリラックスしているときにしか見せない
瞼の動きや、耳の動き。
10年近く寄り添った実家の犬、リヴ思い出す。
小さい頃は、本当にやんちゃなバカ犬でして、
腹が減っては吼えるわ、人が来ては吼えるわ。
家中の柱に噛み付いてはボロボロにしたりと
まさにやりたい放題で。
いつもちぐはぐな、うちの家族。
仏頂面の兄貴に、無口の弟、あさってな話をする親父
せかせか家事をしてる母に、能天気な俺。
いつだって、家族の真ん中にはリヴがいて、
それが自然で、どこにも違和感なんか無くって。
リブは我々になにも与えず、なにも奪わず。
ただそばに居て、人の話に聞き入っている。
人の言葉が理解できなくても、人の心は理解できる。
混沌とする世の中で、
唯一大切なものが何かを知っているのは
リヴなのかもねぇ。
20090926
のすたるじあ
何かにとり憑かれたように仕事をして
でも何かが間違っているような気もして
そんな何かから抜け出すかのように
車を北陸に走らせる。
友人とのたわいもない会話や
早秋の柔らかな風にのった金木犀の香りが
自分をどこか遠くへと誘う。
ファインダごしにあるものは確かな安らぎか。
ある日、所要のため仕事を午前中で切り上げる。
昼過ぎの電車内は、老人たちで賑わっていた。
通勤時とはまったく異なる顔をもつ電車。
思わず彼らの笑みに、レンズを向けようと
ドギマギする自分がいた。
20090913
おうち秋
定時上がりで会社を出ると、辺りは既に暗く
さらさらの風が頬をなでる。
居酒屋の隣を通ると、秋刀魚の香りが。
さっそく一尾150円の秋刀魚を購入。
大根おろしを添えてポン酢で頂く。
うんまい。
最近では、料理も坦々とこなせるようになり
うんまい食事を作れるようになってきた。
食欲ばかりが身を乗り出して秋を堪能する。
メタボは、どうも避けられまい。
20090818
香りとともに
太陽は聳え立つビルに反射して
通勤バッグをずっと暑くさせた。
あー、夏だ。
今年はお盆に約10日間の休みを頂いた。
むしゃくしゃした気持ちをどうにかするために
富士山に登る。
頂上は人ごみと、寒さと、眠気で
余計むしゃくしゃしていた。
御来光は雲の隙間に微かに見える程度だったが
明るくなるにつれ、漆黒の闇から麓の山々が
徐々に存在を露にする光景はあまりにも美しかった。
残りの休日は、とりあえず避暑地である実家へ。
ちょうど祖母の家は新盆で、喪服の親戚方に
形式的な挨拶を済ませては、お返し物を手渡しした。
縁側に腰を下ろし、
太陽に染まった真っ赤な空を見上げては
夏を目の奥に焼き付けた。
線香の香りを感じながら。
20090722
でっかい空に誘われて
最近釣りを始めました。
社宅が海に近いこともあり
休日は自転車を走らせ海に向かうことも。
先週の土曜にはレンタカーに乗って勝浦へ。
朝4時から釣り始め、しかし河豚しか釣れず。
昼はゆったり海と空を眺めながら昼寝して。
日焼けして。
夕方は釣りのポイントを変えて再チャレンジ。
やはり河豚しか釣れず。あーあ。
それでも海は穏やかで、
空は青々してる。
そんな休日を、贅沢と呼ばずになんと呼ぼうか。
20090714
ぐっさん
せかせかと毎日PC叩いてます。
資料作成の日々が続き、
あっという間に昼になって、
午後は会議とかミーティングに出席。
気付けばもう定時で。
お疲れ様です、お先失礼します。と。
こんな方がいらっしゃいます。
仕事は不器用で、
人とのコミュニケーションもままならず。
でも技術的な話になると、みんなが口をそろえて
「○○の事なら、彼に聞け。一番知ってるから」と。
出世しないと自らの力を誇示できない人。
そんな人間よりも、
ずっと「彼」はかっこよく見えた。
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Fabian
一歩ずつサラリーマン。空を仰いでみては、昔の記憶がぼんやりと。過去にとらわれず、現状に甘えず。社会の懐にさっと潜り込んで。
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